ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2019.11.23 11:52日々の出来事

酒飲みながらは「私」の場で

メーリスのケロ坊の投稿は感心した。
さすが空気を読まない男だな。

「ゴー宣道場」はやはり「道場」だから、門弟や
門下生が集まってやるライブビューイングでも、
酒飲みながら見るのは止めた方がいいな。

「ゴー宣道場」の現場は「真剣さを楽しむ」と
いう礼儀が確立している。
だからこそ10年も続いてきたのだ。
真剣な議論と笑いが同居していて楽しめるという
稀有な場が現在「ゴー宣道場」には完成している
のだ。この文化は大切にしよう。

酒を飲みたきゃ、場外乱闘で飲めばいい。

現場の中継で「酒飲みながら見てまーす」とか
やられるとマズい。
そもそもわしは「ゴー宣道場」の初期の頃は、
道場終了後にべーべー吐いていたくらい神経を
尖らせていたんだよ。

今でも道場の前には読書して準備を整えているし、
道場の最中は参加者全員の反応を確認しながら、
議論をどこに持って行って着地させるか、真剣
に考えつつやっている。
だから道場が終わったらもう気力がほとんど
残っていない。

自宅という「私」の場でなら、酒飲みながら見て
も構わないだろうが、ライブニューイングも「公」
の場として参加してくれ。
そのあとの場外乱闘は「私と集」の場だから、
酒飲んでも構わない。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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